OGKヘルメットとは

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こだわり抜いた製品開発―全てはライダーの安全の為に―

OGKカブト製のヘルメットは、数々の厳しい安全性能実験をクリアした兵揃い。それも全てはOGKヘルメットを使用するライダーの安全の為。

保護具であるヘルメットは「人の命を守る」宿命を担っている。ヘルメットの安全性能の向上は終わりなき課題である。

OGKカブトは欠かすことの出来ない安全性能に一心を注ぎ商品開発を行っている。OGKカブトの技術の粋を結集したヘルメットの数々。彼らの研究開発は止まるところを知らない―。

ここでは、OGKカブトの安全性能実験の数々をご紹介します。

 

OGKカブトの安全性

風洞実験―風を操る―

風洞実験の成果

OGKカブトのヘルメットは日本国内にある風洞実験施設で、プロライダー協力のもと、ヘルメットの形状における気流の変化を分析が行われています。

風洞実験とは、屋内にファン(送風機)が設けられた施設(風洞)で、人工的に風を起こし、ヘルメットに生じる「流れ」を観測する実験です。外界の影響を受けない状態で実験が出来るため、安定した大気条件に近い状態で様々な条件下の風を作り出すことが出来ます。

風洞内で実験台にのぼるヘルメットには、空気の流れが見えるよう、「タフト」と呼ばれる小さな糸の束を取り付け、実験を行います。

風洞実験の目的とは、流体力学における「粘性流体」を考慮したヘルメットの企画開発です。流体力学では、空気の流れ(流体)と物体(面)に生じる抵抗を「粘性」と呼びます。ヘルメットに取り付けられたタフトで粘性の動きを可視化する事で、ヘルメットに生じる粘性を把握し、帽体の形状変更やベンチレーション機構の取り付け等、改良を加えることが可能となります。

風洞実験で得られた実験結果をもとに、OGKカブトのヘルメットには様々な工夫がされています。

帽体の形状は空力を軽減する独創的なエアロフォルムを採用。

整流効果に加え、ヘルメット内部の熱気を放出する「トップエアロベンチレーション」や乱流をコントロールする「ウェイクスタビライザー(PAT.No.4311691)」など、OGK独自の特許システム等も数多く風洞実験から生まれています。

特にスピードにシビアなモータースポーツに使用される「フルフェイスタイプ」のヘルメットにこの実験が採用されています。一部ジェット(オープンフェイス)タイプにも採用されています。

空力を研究し、空気抵抗を軽減、さらには反対に風を味方につけたヘルメット内部環境までも考慮されています。まさに「風を操る」という言葉が相応しい。

 

衝撃吸収試験のイメージ

衝撃吸収試験―安全性強度へのこだわり―

OGKカブト本社内に設置されたテストラボには、様々な試験機器を備えています。その中の一つに「衝撃吸収試験」があります。

この試験は正式名称を「衝撃吸収性試験」といい、破壊または変形しないかどうか、頭部を傷つけないかを測る試験です。センサー付きの人頭模型を使い、アンビルと呼ばれる鉄製の台を2種類用いて、それぞれ条件の異なる高さと速度で2回落下させます。まず、直径130mmの平面形アンビルに1回目は落下高2.5mから速度7.0m/sで、2回目は落下高1.28mから速度5.0m/sで落下させ、衝撃に対するエネルギーを図ります。次に半径50mmの半球形アンビルに先程と同条件の落下高・落下速度で計測します。

 


耐貫通試験のイメージ

貫通試験―安全性強度へのこだわり―

OGK社内のテストラボで貫通試験が行われています。正式名称を「耐貫通試験」といい、「ストライカ」と呼ばれるとがった錘(おもり)をヘルメットに落下させて行う試験です。人体模型に装着させたヘルメットに、直径44mm、先端角度60度、重さ3kgの円錐形のストライカを、2mの高さから落下させ、先端が人体模型に接触(=ヘルメットを貫通)しないことをテストしています。(2種・126cc以上用。125cc以下の1種では1mからストライカを落下させる)

この試験では、突起物に対したヘルメットの強度を測るものです。走行中の路上には突起が数多くあり、転倒や追突、落下の衝撃等で突起物が当たった際、ヘルメットをかぶっていない状態だと、それらが頭部を貫通し、死に至る原因となります。それをヘルメットが食い止める役割を果たすかどうかをこの試験で実証するものとなっています。

 


顎紐強度試験のイメージ

あご紐強度試験―安全性強度へのこだわり―

OGKの社内テストラボで行われている「あご紐強度試験」は、その名のとおりあご紐の強度を調べるテストです。

固定された人頭模型にヘルメットをかぶせ、あご紐を締めた状態で、あご紐部分に錘(おもり)を吊り下げて行います。その際、あご紐が錘の衝撃により伸びたり、切れたりしないかを測ります。これは転倒時にヘルメットが衝撃により外側に引っ張られた状態を再現しています。テストはSNELL規格とJIS規格の2種類で合格基準が異なっています。
【あご紐テストの条件】

◎SNELL規格:あご紐の伸びが30mm以下、あご紐がヘルメットから外れないこと
◎JIS規格:あご紐が衝撃で35mm以上伸びないこと、また試験終了時に伸びが25mmを超えていないこと
OGKヘルメットの場合、全てのヘルメットがJIS規格の安全基準を合格しており、フルフェイスタイプの一部でSNELL規格の安全基準に合格しています。